日本型オペレーティング・リース(JOL)

オペレーティング・リース取引とは

プライベートジェットのリース

 オペレーティング・リース取引とはファイナンス・リース取引以外のリース取引をいいます。(「動産総合保険|高額医療機器リースの損害補償」を参照ください。)

 オペレーティング・リース取引ではリース物件に「残存価額」を設定し、リース料で全額回収いたしません。物件の取得価額からリース期間終了後の残存価額を控除してリース料を決定しますので、リース料を低く抑えることが可能となるのです。これはリース物件の中古取引市場が成立し市場価値を見出せる場合に使えるリース取引であり、主に自動車や船舶、航空機、医療機器が対象となっています。

 私募投資ファンドでは高額で中古市場も成立している航空機やヘリコプターを対象としたものが有名ですが、新型コロナウイルス流行のため航空会社の倒産等危機でリース料の回収が危ぶまれています。

オペレーティング・リース料

日本型オペレーティング・リース(JOL)

 日本型となっているのは、オペレーティング・リース取引に日本の商法第535条に規定する「匿名組合契約」を用いて投資するファンドモデルだからです。

 商法535条では、「匿名組合契約は、当事者の一方(投資家)が相手方(営業者、リース会社)の営業のために出資をし、その営業から生ずる利益を分配することを約することによって、その効力を生ずる。」と規定しています。投資家はリース会社以外には出資していることを知られることがなく営業収益の配当と減価償却の恩恵を得られ、リース終了時には売却利益の分配も受けることができるのです。

 低侵襲(ていしんしゅう)手術用ロボット「ボナパルト」のファンドモデルは以下の通りです。

ボナパルトJOL