ブロックチェーン時代の情報セキュリティポリシー(その1)

PC98の時代、データを入れた外付けハードディスクや5インチフロッピーディスクを持参して事業所を移動していた頃には、どこかにハードを置き忘れたりフロッピーを紛失したりする以外に、ウイルスによる情報流出など考えられませんでした。この頃は大切な情報は手元に置いており、パソコンもハードの容量が大きいものが求められました。持ち運べるフロッピーディスクは、5インチから3.5インチへと小型化が求められました。この時代のハードディスクの容量は現在のUSBチップのそれよりはるかに小さいものでした。
1992年マッキントッシュ(アップル)のPerforma(パフォーマ)が発売され、デスクトップ画面をテーブルとしたMac OS の斬新で子供でも使いこなせる操作性に驚きました。クラリスワークスも良いソフトでした。会社ではPC98シリーズで仕事し、自宅ではマックで遊ぶという時代でした。ハードディスク容量が2GBもなかった頃です。
1995年マイクロソフトがウインドウズ95をリリースしました。それまでの16ビットのMS-DOSからDOS/Vへの流れの中でPC98シリーズが取り残され、ウインドウズ95とインターネットで一気に会社のパソコンが入れ替わって行きました。デザイン系の仕事をされている方はこの後も長くマックを使っておられました。この頃のパソコン雑誌のデザインセンスもマックの方がはるかに良かったです。
インターネットが普及する中で、情報をネット上に置くという考え方が出てきました。ホームページをアップロードするサーバーを管理するインターネット接続業者が、サイト以外の情報もストックするサーバー容量の貸し出しを開始します。クラウドサービスの始まりです。これにより、データを保存した媒体(ハードディスク、フロッピー、CD、DVD、USBチップなど)を持ち運ばなくとも、外出先で仕事の続きをすることが可能となりました。
「利用者から見て、インターネットの先にある自分が利用しているコンピュータの形態が実際にどうなっているのか見えづらいことを、図で雲のかたまりのように表現したことから、「cloud=雲」という名称がついたと言われています。また、クラウドサービスを利用する場合には、データがクラウドサービス事業者側のサーバに保管されているということ、インターネットを介してデータなどがやりとりされることなどから、十分な情報セキュリティ対策が施されたクラウドサービスの選択が重要であるということを理解した上で利用することが大切です。」
「国民のための情報セキュリティサイト」総務省サイトより)
その2へ続きます。