純金融資産 準富裕層(上位中間層) | インカムリッチ・プロフェッショナル

富裕層の入口に立っており、上位中間層としてプライベートバンカーが注目すべき層です。高所得だけど浪費してしまう、燃え尽き症候群に陥りやすい層でもあります。そうならないように、投資に力を入れて富裕層へと進まねばなりません。

目次

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  1. PBが対応すべき上位中間層インカムリッチ・プロフェッショナル

  2. wealth/massrich.html#4″>

  3. 投資中心の資産運用アドバイス

(初稿2017/4/27)

準富裕層の純金融資産保有額と収入

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準富裕層は純金融資産5千万円以上1億円未満の層であり、全世帯の5.95%(3,149万世帯)、純金融資産の合計は17.48%(245兆円)になります。
(野村総合研究所2015年純金融資産保有額の階層別にみた世帯数より)
この層は高収入の専門職業家インカムリッチ・プロフェッショナル(弁護士、会計士、医師、歯科医師、外資系企業経営幹部等)や中小規模企業経営者、公務員夫婦等であり、三大都市圏以外の都市圏にも居住しています。

PBが対応すべき上位中間層インカムリッチ・プロフェッショナル

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所得の分布状況(所得金額級数別世帯数の相対度数分布)を見ると、相続金額や退職金額を考慮に入れない場合、準富裕層の世帯所得は1,150万円以上1,600万円未満が該当することになります。
三大都市圏の大手金融機関プライベートバンキング部門がカバーできないこの上位中間層に、地方銀行などの金融機関は積極的に営業を展開し、顧客の資産形成に長期に支援することが重要となっています。
準富裕層の資産内訳として、特徴は金融資産と比べて不動産資産の比率が高いことがあげられます。代々の資産家と違い一代で資産を形成してきているので、資産といえば先ず住宅を購入するところから入っており、住宅ローンの金融負債が残っていることが影響しています。
また、この層の特徴としては、相続税対策としては暦年贈与を選択することでほぼ心配はいらないのですが、、併せて住宅取得等資金贈与、教育資金一括贈与、結婚・子育て資金一括贈与等もできますので安心です。詳しくは、インカムリッチ・プロフェッショナルのリスク

インカムリッチ・プロフェッショナルは高度な専門職業家であり、長い期間をかけて専門教育を身に付け、それを活かした職業についています。外資系企業の経営幹部や弁護士、医師等が職について10年ほどで一人前となりますが、高額の報酬になるにつれ増えるストレスで消耗し、浪費で発散する傾向にあり、年収の割に金融資産を増やすことができません。
また、最前線で強いストレスを受けながら10年間勤めることで燃え尽きて限界を感じ成績が落ちる場合もあり、その場合は管理職に移行していくことで年収の低減を避けることができます。

投資中心の資産運用アドバイス

インカムリッチ・プロフェッショナルは仕事でのストレスにさらされ、そのため支出が多くなりがちです。外食で発散したり、海外旅行やブランド品を買い漁ることを続けていては、引退時に十分な金融資産の貯蓄ができない危険性があります。

貯 蓄

そのため、天引きの社内預金や確定拠出年金、さらに個人型確定拠出年金(iDeCo)で強制的な貯蓄をすることが必要です。中小の黒字企業経営者なら独立行政法人中小企業基盤整備機構の小規模企業共済や、会社が契約者となり代表取締役を被保険者とした長期平準定期保険がお勧めです。これには法人税の節税効果もあります。
【補足】
小説マイ プライベートバンカーの第1話では、外資系証券会社に勤務していた金田俊哉がストレスで毎晩部下を引き連れ悪い酒を飲んでとうとう大失敗したことと、有馬焼窯元三代目清和の川西達郎が窯元をM&Aで売却する際に長期平準定期保険の解約返戻金を退職金に充当するくだりを入れております。

投 資

まずは投資信託の定時定額投資から始めましょう。預金口座引落しで、毎月3,000円から積立して定時定額購入するのです。このように定期的に一定の金額で有価証券等を購入する方法では、相場にかかわらず一定金額で購入するので(購入口数が増減します)、平均の購入単価を抑えることが可能です。これをドル・コスト平均法といいます。相場が上がる一方や下がる一方の場合には損をすることもありますが、一般的には有利な投資と考えられています。